2014-11-05 (Wed) 00:48
回る回る箱庭で
歯車のように 私も

部屋に 愛する猫がいる
私の 帰りを待っている

媚びて 庇護の手なくしては
生きて いけぬその姿

だから 猫は待っている
飼い主に 
尻尾を振るため

なんて 愛しくもか弱い
今日も その声を聞かせて


満ちる満ちるノイズの海
貝のように 私も

部屋に 愛する猫がいる
私の 帰りを待っている

私が 認めるものだけ
他に 何も許さない

きっと 永遠を求めて
幻想を 摸造しただけで

強く 少し触れただけで
呆気なく 壊れてしまいそうで

箱庭の中で 今を連ねていく
何も憂ずに 永遠を宣告げながら

―その身は慰み物。


歪んだ目と目、
ずっと歪な距離を保ち、
廻り続けて、
砂の海の中へと。
沈んでいく。深く。深く。嗚呼。


繋いだ手と手、
そしてその相貌の向こう側、
廻り続ける、
無限の感情に。

私は、そこに。
いったい、何を幻視ていたのだろう。



歪み澱む貴女の影
出来損ないの 私も

部屋に 愛する猫がいて
帰りを ただ待っているだけ

貴女が 求めていたのは
そんな ささやかな幻想郷

温度の 無い両生類の目が
            「貴女は いつもそうやって
            都合よく 目をそらしてばかり」
私を 小莫迦にしながら


加速 していく負の想い
            「そんな だから貴女はねえ
            幸せに なれないんですよ」
ああ お願い誰か私を止めて


箱庭の中で 明日を踏み躙っていく
その目を止めて でないと貴女にきっと

―取り返しのつかないことを。


腐敗する景色、
甘く愚かで優しい、
幻想の、
黒く濁った何かへと。
融けていく。深く。深く。嗚呼。

アナタは誰で、
あの子に何をしたのと、
主客が食い違った、
問を嗤われて。

私は、貴女を。
私は、貴女に。

いったい、何をしてしまったのだろう。



めぐる、はこにわ。
            ふたりの、せかい。
     わたしの、てには。



          あなたの



部屋でYシャツで首輪で猫
アルバム:君違
ボーカル:めらみぽっぷ
サークル:砂蒸しパンキャビン
原曲:
伊弉諾物質 ~ Neo-traditionalism of Japan.
緑のサナトリウム
参考:同人誌「君違」
| 凋叶棕 | COM(0) |
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