2014-05-12 (Mon) 18:33
足音が聞こえた。
ほんの風の悪戯かと訝しみながら。

その響きに思う。
その足音は、或いはもしや、と。

またほんの小さな。
覚束ない歩みに、それは過ぎないけれど。

常に足を止めず。
きっと、どこまでも歩いていくのだろう。


 そのうちずっと遠くに、いってしまうのかと。

 そうして、この手の届かぬところへ…?


そんな感傷的な思いが過ぎるのは、
この空のせいなのか?

星空を見上げて、用途も無き星たちを。
手が届かぬが故の風景を望めば。

星達にかまけた、彼女の気持ちが。
少しは分かる気がしてくる。

―こんなにも、星が綺麗なら。


足音が聞こえた。
それは、きっと気のせいなどではない、何故って。

その響きに思う。
そこから感じる、確かな決意を。


 そのうちずっと遠く―と、思っていたその日は。

 其れ程先のことでもないのかも、と。


そんな思いを胸に、見上げたその先に、
一筋の閃光を視る。

星空を目指して。用途も無き星たちを。
目掛けては真っ直ぐに飛んでいくその姿。

星達のひとつに、なろうとするように。
いかにもそれは彼女らしく。


遠く、遠く、さらに、高くへ。
高く、高く、そして、遠くへ。

限界を知らずに。


夢をまたひとつ、その手にして。
夢をまたひとつ、叶えていく。

一体、どこまで。

星空の中へと。用途も無き星達へと。
わき目も振らずに。高く高く昇っていく。

星達のすべてを、さも砕かんばかりに、
あれこそは、地上の流れ星。


星空を見上げて、用途も無き星達の。
その無数の光の中、燦然と輝く。

星の銘は魔理沙。そうしてまた一歩、
彼女は、遠くへ歩いていくのか。



スターブレイカー
アルバム:望
ボーカル:めらみぽっぷ
サークル:凋叶棕
原曲:
東方永夜抄 ~ Imperishable Night.
恋色マスタースパーク
| 凋叶棕 | COM(0) |
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