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2013-08-11 (Sun) 15:11
―かつて、旅人がいた。
大いなる夢を託され、
「期待」と、「不安」を抱いて、
箱舟に乗って、彼は旅立った。


―かくして、その旅人は。
大いなる夢を成し遂げた。
小さな、人の一歩を、
偉大な証を、そこに刻み込んだ。


その一歩が、成しえた、
大いなる飛躍は、
ぼくらに夢の続きを託したようだけれど、

その夢の続きを、
託されたぼくらが、
生きる世界は、どうやら。
大いなる夢を抱けるほど、
期待に溢れてはいなかったんだ。


 ―どうして、
 置き忘れてしまったんだ。
 二十世紀の旅人は、
 確かに抱えていたのに。

 ―或いは、
 そんなものは、最初から、
 偽りの幻でしか、無かったのか?


そうしてぼくらに、残されたのは、
かわりにぼくらが、抱えているのは、
不安とほんの少しの幻想だけなんだ。


―未知なる、世界を目掛け、
全てを暴いていって、
残った世界の残滓に、
どんな冒険が残されたのだろうか?


「未来」と言う、響きに、
こめられた思いは、
尊い光を放ち続けたのだろうが、

その、謂わば「未来」に
生きていくぼくらは、
「何に思いをこめれば、いいのか。」
なんて問い一つさえ、
満足に答えられはしないんだ。


 ―いつしか、
 夢を無くしたぼくらが、
 「Voyager」として旅立つことを、
 託されていたのだとして。

 ―いったい、
 二十一世紀の旅人達は
 何処へ、向かっていけばいいのだろう…?


こうしてぼくらが、求めているのは、
かわりにぼくらが、叫んでいるのは、
不安とほんの少しの幻想だけなんだ。


ぼくらは、
夢も持たずに生まれて、
ぼくらは、
行く先もわからぬ旅路の、途中。

夢の無いぼくらは、夢を探して。
夢を求めて、幻想を手繰り寄せる。

そうして得た「幻想」でさえも、
きっとぼくらは。
いつか暴かずにはいられないんだ。


 ―ああ、どうして!
 置き忘れてしまったんだ。
 二十世紀の旅人は、
 確かに抱えていたのに!

 ―或いは、
 そんなものは、最初から、
 偽りの幻でしか、無かったのか?


そうしてぼくらに、残されたのは、
かわりにぼくらが、抱えているのは、
不安とほんの少しの幻想だけなんだ。

せめて、

夢の無いぼくらに、夢をひとつ。
夢の無いぼくらに、幻想をひとつ。
不安とほんの少しの幻想を探すんだ。


不安とほんの少しの幻想を抱いて。
不安とほんの少しの幻想を求め。
不安とほんの少しの幻想を叫び。
不安とほんの少しの幻想を探すんだ…



ロストドリーム・ジェネレーションズ
アルバム:徒
ボーカル:めらみぽっぷ
サークル:凋叶棕
原曲:
東方永夜抄 ~ Imperishable Night.
ヴォヤージュ1969
| 凋叶棕 | COM(0) |
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